レギュラーコース

目的に応じたカリキュラムが選べる

CURRICULUM

外国人が日本で教育を受けるためには必要な日本語能力と基礎学力を測る「日本留学試験」を受けなければなりません。 また、「日本語能力試験」は大学受験だけでなく日本で就職する際にも必要になるため、この2つの受験が必要不可欠です。

学生のレベルに合わせて

ほとんどの日本語学校では日本語の知識がまるでない初級レベルから上級レベルまで、 学生の能力に合わせたレベル別の授業コースがあります。 また2010年より従来の日本語能力試験が改正され、 新しい日本語能力試験ではこれまでの文字・語彙・文法といった言語知識に加えて、 その言語知識を利用したコミュニケーション能力も求められるようになりました。 レベルも1級、2級、3級、4級の4段階から、N1、N2、N3、N4、N5の5段階に増え、 旧試験の2級と3級の間にN3というレベルが設けられました。 新しい日本語能力試験にも対応したカリキュラムで、それぞれのレベルに合わせた 授業が学生の日本語力を着実に伸ばしていきます。

選択科目カリキュラム

様々な目的を持った学生、国ごとに特色を持った学生、日本語の力もバラバラな 学生の全員が同じ授業を受けて同じように満足するはずはありません。 そのため午前中は日本語のレベル別に授業を行い、午後からは学生が自分で 選択した科目を勉強できるシステムを取り入れている日本語学校もあります。 自分の目的のために必要な科目を選択して勉強することで、貴重な留学時間を 充実させる事ができるのです。 日本語能力試験や留学試験など試験対策科目も豊富に用意されていますが、 中には文化やメディア系のユニークな科目を用意している学校もあります。 自分の関心のある内容を勉強しながら日本語を覚えることができます。

進学指導

大学・大学院への進学希望者には日本語を覚えるだけでなく、試験対策や入学後の ことも考えたコースもあります。 例えば研究計画書の書き方を学ぶなら実際に各自の論文を完成させる指導をし、 先行研究の読み方を学ぶならその情報収集法を教え、論文読解力を養います。 日本語学校へ入学した時には大学への進学・入学を考えていなかった生徒でも、 途中で大学へ進学したくなった希望者は選択科目で面接対策や留学試験対策など 受験に必要な科目を勉強することができます。 実際に進学するつもりはなくてもどのように進学するのか流れを知ってみたい、 あるいは将来のキャリアのためにビジネス日本語や通訳の擬似体験をしてみたい、 といった希望もかないます。